胃内視鏡検査および胃部レントゲン検査の年齢制限について

胃がん検診は本邦で広く普及し、胃がん死亡率の低下に寄与しております。

一方、これらの検査による有益性と同時に有害事象(合併症など)も報告されており、80歳以上の受診者の場合には、胃内視鏡検査時の心拍数や血圧などの循環動態に対する悪影響や、胃部レントゲン検査時にバリウムの誤飲による肺炎や便秘による腸閉塞の頻度が増加する傾向が報告されております。

これらをふまえて、80歳を超えられた方には上記検査による有害事象が発生しても速やかに医療行為が受けられる一般的な医療施設(病院や医院)での検査を推奨し、年齢制限(上限)を独自に設けている自治体や検診施設が増加しております。

当施設でもこれらにならい、2024年4月から胃内視鏡検査と胃部レントゲン検査は原則79歳までとさせていただきます。

何卒、ご理解とご協力をお願いいたします。

                                戸田中央 総合健康管理センター センター長 平野 隆